初めて手タレをした話
こんにちは!森ノ湖です。
その日、私はやったこともない囲碁の譜面を外国人と並べていました。スマホのYoutubeでNHKの囲碁放送を観ながら。。
新宿御苑で
妻と息子と一緒に新宿御苑にお散歩に行った時のこと。
初めて行くので、なにぶん行き方がよくわからない。丸ノ内線の新宿御苑前駅が一番近いのかなー、と思って降りてみたら、そうでもなくて、新宿御苑への入り口を目指して10分くらい歩きました。新宿御苑前の名が泣いてるよ。。
その道中、大きなカメラを設置して撮影してる人達がいました。3人組の外国人で、そのうちの凄く大柄な小錦みたいなサイズの方がいろんな人に声をかけていました。
映画の撮影かな?と思ってチラッと見たら
「興味ある?」
と話しかけられた私。
元来めんどくさがりなので、無視して行こうと思ったのですが。。
「手伝ってあげたら?英語の練習になるよ。」と意外なことを妻にを言われたので、じゃあ、とちょっと撮影にお邪魔しました。いつもこういうとこで時間潰すと怒るのに珍しい。
撮影
3人組はベンチの上においた囲碁の盤面を撮影していました。
詳しく話を聞いたところ、ドバイの美術館で公開する映像を撮影しているそう。日本をテーマに三角や四角のモチーフを撮影しているらしい。
昨日は三角のテーマの為に富士山を撮影に行ってたとか。それで、今日は四角をテーマに日本人が囲碁の対局しているところを撮っているそうな。3泊4日の日本滞在中に全てを撮影する忙しいスケジュール。
一生懸命、通りいく日本人の方に声をかけてるんだけど、全然誰もエキストラをしてくれないらしい。
大柄な人は日本語も喋れる通訳らしく、道行く人に一生懸命声かけてるんだけど、大抵の人が「いや、囲碁知らないんで」とか言って断っているみたい。
映るところは対局している手だけなので、恥ずかしがることでもないのだけど。それっぽい映像撮るだけだから、囲碁の知識がなくても良いって言われたし。。
そんなわけで私がやっと見つかったエキストラ第一号なのでした。
もう一人のエキストラの人が見つかるまで、盤面に碁石をそれっぽく並べる事に。
スマホで適当に対局の映像を観ながら、外国人の人と並べていきました。私も囲碁知らないんでね。。ヒカルの碁は全部読んだけど。
20分位、そんなことをやってたら優しいおじいさんが撮影に協力してくれて、適当にそれっぽく対局しているところが撮影できました。
「ヒカルの碁」のヒカルっぽく碁石をつまみましたが、石を置いた場所は出鱈目です。。
撮影後、妻と合流したら、衝撃的事実が。
大柄な外国人の方から、長い間待たせて申し訳ないということで5000円札を貰ってたらしい。よっぽど手伝ってくれる人いなかったのね。。
つたない演技で申し訳なかった。。