【レビュー】ガル・ガドットのビジュアルが完璧!「ワンダーウーマン」【評価】★★★★☆
こんにちは、森ノ湖です!「ワンダーウーマン」を観ました。
映画「ワンダーウーマン」を見ました。
DCコミックスの苦戦
マーベルが作っているアベンジャーズを中心としたヒーロー映画のシリーズが大ヒット中。
DCコミックスもそれに負けじと「マン・オブ・スティール」をはじめとしたヒーロー映画シリーズを作っていますが今のとこあまりパッとしない感じ。
ザック・スナイダー監督が撮った「マン・オブ・スティール」も「バットマンVSスーパーマン」もちょっと暗すぎで、ユーモアが全然なく、しかも映画がダラダラと長すぎた。「スーサイド・スクワッド」は悪者を中心とした映画の割に刺激がなく、展開が普通すぎた…。
そんな今のところ、イマイチなDCコミックのヒーロー映画ですが、暗澹たる「バットマンVSスーパーマン」で唯一、爽快かつカッコよかったのがワンダーウーマンの登場シーンでした。
ワンダーウーマンは日本ではマイナーなキャラだし、変なレオタードを着た女という印象しかありませんでしたが、何なのあのかっこよさ!
まず衣装のアレンジが素晴らしかった。 コミック版では赤と青の派手なオバちゃんが着るようなレオタードだったのを、うまくアレンジして渋いメタリックなアーマにしていましたね。
日本の漫画の映画化にも見習ってほしいです。コミックを忠実に再現するのは良いけど、綺麗過ぎてコスプレ感がやばいよ。もっと汚さないと。。
その衣装が鍛えられたイスラエル美女のガル・ガドットにピッタリで、アメコミ映画に遂に女性ヒーローが誕生したって感じでした。
マーベルにも女性ヒーローはもちろんいるんですが、主役を張れるようなのはまだなので、DCコミックスは「ワンダーウーマン」を大切にすべきです!!
感想
さて前置きが長くなりましたが、その「ワンダーウーマン」を主役にした映画が、今回見た作品です!監督もなんと女性!
とにかく、ガル・ガドット演じる「ワンダーウーマン」の強さを魅せる演出が良かった!
中盤、ワンダーウーマンVS多数の兵士で立ち回る戦場でのシーンは特に素晴らしいです!3種の武器、腕輪、鞭、盾を華麗に操り、バッタバッタと兵士を倒し、戦場を駆け抜けます!
女性監督が撮っているから出せる女の強さなんですかね?妙なお色気シーンとかを挟まない、ストイックな感じで実に良い。
今までのDCコミック映画と比べるとダークな雰囲気は控えめでした。
ずっと住んでいた島を出て、初めて一般の人々にに触れた田舎者、ワンダーウーマンのカルチャーショックでユーモアも盛り込み、楽しい映画に仕上がっていました。
ちょっと上映時間が長すぎな感じは否めませんが…。
この感じで明るさや爽快さを取り込んでいったら、DCコミック映画シリーズも明るいんじゃないかと思いました。
現在公開中のDCコミックス版アベンジャーズとも言える、ヒーロー大集合お祭り映画、「ジャスティス・リーグ」はザック・スナイダー監督が途中降板したからか、結構明るい痛快な作風になっているそうですね。
観るのが楽しみです。
私事ですが、今記事が100記事目となりました。
やったー!