ついに放映開始した「ポプテピピック」、学生主催の自主制作アニメイベントのようなカオス
アニメ版、ポプテピピックが遂に放送開始されましたね!
前から注目していたので、
普段は録画してあるアニメを観る私も、正座してAbema TVでリアルタイムで見ました。
すごいクソアニメ!
いやー度肝を抜かれましたね。
漫画の中でも「クソ漫画」を自称するポプテピピック、アニメ版でもその上を行く「クソアニメ」っぷりを見せつけてくれました。(笑)
絵柄の可愛らしい4コマ漫画のアニメ化ということで、「日常」とか「らきすた」みたいな感じに萌系にするのかと思いきや、全然違いました。
4コマ漫画アニメ化のよくあるパターンだと、テーマや話を繋げやすい、いくつかの短編をつなぎ合わせて15分くらいのエピソードにするんですよね。正統派といえば正統派、「サザエさん」から時代から続く正しいアニメ化といえます。
ところが「ポプテピピック」のしたのは、原作の「クソ漫画」というコンセプト、エッセンスを濃厚に継承し、「クソアニメ」として昇華させるという荒業だったのでした。
視聴者を光速で置いてけぼりにした「ポプテピピック」、どこがやばかったかというと。
やばかった点
- エピソード感のつながり一切なし
- 絵柄がコロコロ変わる
- 乱発されるマニアックで唐突なパロディ描写
- 後半15分が前半15分の再放送。(主役の声優のみ謎の変更)
- 主人公2人の声が当初発表の人気アイドル女性声優からベテランのおじさま声優変更。(再放送ではまた別のベテラン声優に)
もっと細かく上げればキリがない感じ。
マニアックなパロディネタ満載で面白いのかよくわからない(だいたいつまらない)ショートショートが乱発されるさまは、レベルの低い学生主催の自主制作アニメ祭を見たようなカオス感でした。(笑)
前の記事でも述べた、シリーズ構成の「青木純さん」は学生アニメ出身で、そういう自主制作アニメイベントに沢山参加していたので、あのカオス感を参考にしたのかしら?
前半15分で一話目は終わり、後半15分は声優を替えただけの再放送という放送ミスのような構成といい、色んな意味で1話目のインパクトはでかかったですね。
話題にもなったし滑り出しは上々なのではないでしょうか?
2話目以降もこれを繰り返すと、すぐ飽きられちゃうと思うので、どう違う方法で驚かせてくれるかに期待です。
「 ポプテピピック」1話目を見てちょっと既視感を感じんたです。
以前、「ニンジャ・スレイヤー」という話題作が合ったのですが、これも似たような感じで、視聴者が期待していたのとは違うFlashアニメのような、非常にチープな描写の第1話でとても話題になりました。
でも、それがずっと続いて、ずぐに飽きちゃったんですよね。。