日本人のおっさんが金曜の夜、ニューヨークの街角で美女に声をかけられた話
こんにちは、鼻がムズムズする森ノ湖です!
今回はニューヨークでのある夜について。
この後、逃げるように帰りました。。
が、後で冷静になって、よく考えた私。
あれはユダヤ教の習慣なんだなと気づきました。
安息日のルール
ユダヤ教のルールでは、安息日(金曜日の日没から土曜日の日没まで)の時間帯、いくつかのルールが有ります。
その一つがスイッチに触ってはいけないということです。
スイッチというのは、電気スイッチはもちろんエレベーターのボタンとか、あらゆる電子機器を操作するボタンを押せないということです。
彼女たちは外出から帰ってきたのが、夜になってしまって、部屋の中が真っ暗闇で途方にくれてたということですね。
スイッチに触れるのが駄目というだけで、点けっぱなしになってる分には問題がないそうです。
ちょっとユニークですね。
他には働いてはいけないとか、火を使ってはいけないので、前もって料理しておくとかいくつかのルールがあるそうです。
ユダヤ系のスーパーマーケットは金、土曜が休日のところが多いです。
職場では何人かのイスラエル人(wikipediaによると75%位がユダヤ教徒の国)の方がいて、様々なルールについては知ってはいたのですが、実際に「安息日」の習慣を行っている方に出くわしたのは初めてだったのビックリしました。
職場のイスラエル人の方は、もっとカジュアルな感じのユダヤ教信者なので、お祭りなどの儀礼は行いますが、「安息日」も気にせず働く方ばかりなのでした。(現代の大部分の日本人みたいな感じですね。)
イスラエルとユダヤの方たち
ニューヨークに行く前、ユダヤ人は社会の教科書に出てきたり、映画に出てくるだけの存在。
日本では一度も見たことがなかったので、認識としては何だかファンタジー世界の登場人物の様でした。
ニューヨークの生活で沢山のイスラエルの方に出会い、その認識が変わり、今ではユダヤの方や文化にすっかり親しみを感じています。
日本人にはまだ馴染みの薄いユダヤ人の方について、私自身の視点で見知ったことや感じたことを、今後機会があれば書いていきたいと思います。