【レビュー】最強のユニットは家族!「サバイバルファミリー」【評価】★★★☆☆
こんにちは、お腹が空いてる森ノ湖です!
久しぶりに邦画を観ました!
サバイバルファミリー
「もし、世界から電気がなくなってしまったら」というシチュエーションSF。
発電所が止まってしまったのではなく、電気という存在そのものがなくなってしまったという点がキモ。
都市部では水もガスも電気の力なしには供給されないし、車もバッテリー(電気)無しには動かないので、もう東京で生きるのは不可能、ということで田舎の爺さんのところへと自転車で旅立ちます。
電気がなくなった原因を追求するんじゃなくて、徹底して一家族の視点から、どうやって生きていくかにフォーカスしてるのが良い。
小日向文世さん演じる、いつも偉そうな親父が、いざとなったらなんにも役に立たないのが、他人事とは思えず泣けてきます。。
電気がというない非常事態なのに、律儀に毎日出社し、家に持ち帰っても仕事をする俺は偉いみたいな感じ。
アホかって感じですよね。
機器対処能力ゼロというか。
もの凄く滑稽なんですけど、日本だったら現実に起こると思うので笑えない。
かくいう私も台風が迫っていても、東北大震災の次の日も出社していました。
日本の習慣にプログラムされているというか、どれだけ融通がきかないんだ私。。
ならった通りのことしかできない、サバイバル能力ゼロの親父に振り回されて、一家は何度も路頭に迷わされます。
でも、それでも親父を見捨てることなく、ずっと一緒に行動してくれる家族。
「お父さんが頼りにならないなんて、前から分かってたことでしょ!」とか奥様に言われちゃうんですけどね。
でも、家族はずっと一緒に行動してくれるんです。
家族って別に特別なことは必要ないんですよね。いつだって一緒にいてくれる。
それが最強で大切なんだよな、と思いました。