【レビュー】新しい!ディズニーの刑事映画「ズートピア」の感想【評価】★★★★★
「ズートピア」
週末にディズニーの映画「ズートピア」を観ました。これほーんとに面白かった。ぜひ、皆さんにも見て欲しいです。
この映画は簡単に言うと、
かつては捕食者と獲物であった動物たちが共に生きる世界「ズートピア」を舞台にした、刑事物ミステリー映画です。
けっこうほのぼのした映画を予想して観たのですが、どっこい本格的な捜査物のお話でした。
警察は力が強い肉食獣が牛耳ってて、主人公のジュディはそんな警察官に初めてなった草食獣のウサギです。「ニンジン農家になれ、警察官になんて慣れない」と言われる逆境を潜り抜け、警察官になったのでそんじょそこらのことには屈指ない精神の持ち主。
「踊る大捜査線 」や「相棒」みたいに、警察内の軋轢に揉まれ、手助けが借りられなくなったジュディは詐欺師の狐ニック(ウサギの天敵)に助けを求め、共に連続行方不明事件の謎を追いかけます。
事件を捜査する中だんだん明らかになってくる「ズートピア」の黒い部分、秘密。。
ライオンもウサギも皆仲良く暮らしているように見えるのだけど、心の奥底にはまだ差別意識があるんです。まるで実際の世界のようですよね?特にニューヨークにいると思うのですが、皆共存しているけど、悲しいかな私も含めて心のどこかにそういう気持ちがあるなと思います。
現実を誇張した世界観が、動物達に置き換えることで暗くなりすぎない具合にうまく表現されていました。
本格的なミステリーでぐいぐい魅せつつ、共存のテーマを随所に感じさせせる、、じつによく出来てる脚本!
ちょっと子供が泣きそうなびっくりするシーンもあったりしますね。まあ「名探偵コナン」で大丈夫なら問題ないかな?
ギャグもけっこう冴えてましたた!とくにナマケモノがいい味出してた!
最後までハラハラドキドキで楽しめ、そしてちょっと考えさせられる、家族で見るのにオススメです!
「アナと雪の女王」や「ベイマックス」と大ヒット作を連発している、勢いに乗ってるディズニー。この作品も見逃せないと言えるでしょう!
「ズートピア」は断然良かったと思います!!!子供から大人まで楽しめる名作!